【2024年版】オイルランプ・ランタンの比較と選び方を解説!

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【2024年版】オイルランプ・ランタンの比較と選び方を解説!

オイルランプは、キャンプやアウトドアで使うのに最適なアイテムです。電気のランタンとは異なり、オイルランプは自然な炎の光を楽しむことができ、癒しの時間つくることができます。

クラシックなデザインがキャンプサイトの雰囲気を一段と引き立てます。

  • 癒しの光: ゆらゆらと揺れる炎が、リラックスした時間を提供します。
  • クラシックなデザイン: レトロなデザインが、キャンプサイトをおしゃれに演出します。
  • 実用性: 非常時にも役立つため、安心して使えるアイテムです。

ランプとランタンの違い

ランタンはランプの一種で、ランプの中でも風に強く持ち運びしやすいのがランタンです。使用方法さえ工夫すれば、どちらもキャンプで使用が可能です。

≫ランプとランタンの違い

キャンプで使用するオイルランプの選び方

オイルランプを選ぶときに重要なポイントを4つ紹介します。

  • サイズと重さ
  • タンク容量と点灯時間
  • 燃料の種類
  • ブランドと信頼性

1. サイズと重さ

オイルランプのサイズや重さは、持ち運びのしやすさに影響します。特に、徒歩のキャンプでは荷物を軽くしたいのであれば、コンパクトで軽量なものを選ぶと良いでしょう。

またガラスが使われているランプやランタンは、持ち運びの際にケースに入れておくと安心です。車に積載する際にケースなしでランタンを持ち運ぶとガラスのホヤが割れる原因にも繋がるからです。

≫オイルランタンの持ち運びにおすすめなケース

2. タンク容量と点灯時間

タンク容量が大きいほど、長時間使用できます。長い時間キャンプを楽しむ場合は、タンク容量の大きなランプを選ぶと便利です。

もし一泊のキャンプならタンク容量が小さいランプを選ぶのがおすすめです。燃料を使い切ってしまえば抜き取る手間が要りません。

点灯時間は芯のサイズによっても左右されるのでタンク容量だけでは判断できない点には注意しましょう。

≫オイルランタンの使い方とメンテナンス方法を解説

3. 燃料の種類

オイルランプには主に灯油とパラフィンオイルが使われます。それぞれの燃料には特徴がありますので、後ほど詳しく解説します。

各オイルランプに適合する燃料を使用することが大事です。

例えば、灯油やパラフィンオイルを使用するランプには、絶対にホワイトガソリンを入れてはいけません。ホワイトガソリンは常温でも揮発するので専用のランプを使用しないと危険です。

タカシ
タカシ

過去にデイツのランタンに間違えてホワイトガソリンを入れてしまい、ものすごい炎が上がって壊れてしまうところでした…….

4. ブランドと信頼性

信頼できるブランドのランプを選ぶことで、長く安心して使うことができます。ブランドの歴史や評判も選ぶ際のポイントです。

タカシ
タカシ

例えばデイツやフュアハンドのような定番の人気アイテムであればカスタムパーツが販売されているので、自分好みのカスタムを楽しめのるも魅力です。

【オイルランプの燃料】灯油とパラフィンオイル

今回ご紹介するオイルランプの燃料には、灯油とパラフィン系オイルの2つが使われます。灯油とパラフィンオイルのメリットとデメリットを簡単に解説します。

屋内では換気必須

屋内でオイルランプを使用する場合は、換気を十分した上で使用しましょう。

灯油

  • メリット: 比較的安価で、冬場の暖房用としても使えるため手に入りやすいです。
  • デメリット: 強い臭いがあり、特に室内で使う際には煤に注意が必要です。適切な火力にしないと煤がでやすい燃料です。また、寒冷地では固まりやすいという欠点もあります。
タカシ
タカシ

個人的には灯油ならではのにおいが好きなのとコスパ重視で灯油の使用頻度が多いです。

パラフィンオイル

  • メリット: 燃焼時に臭いが少なく、煙も出にくいのが特徴です。室内での使用にも適しています。
  • デメリット: 灯油よりも高価で、入手できる場所が限られる場合があります。
タカシ
タカシ

屋内使用であれば、ほぼ無臭で煤(スス)も出づらいパラフィンオイルがおすすめです。

≫灯油とパラフィンオイルの特徴を比較

オイルランプの比較表

オイルランプを選ぶ際に役立つ比較表を作成しました。各ブランドの代表的なオイルランプを比較し、自分に合ったランプを見つけましょう。

タカシ
タカシ

オイルランプはキャンプサイトの雰囲気作りにマストなアイテムです。複数のランプを点灯させればキャンプサイトが華やかになるし明るくて快適ですよ。

ブランド名画像サイズ
(高さ/幅)(約)
重量
(約)
タンク
容量(約)
点灯時間(約)芯の種類燃料運営会社詳細
デイツ (Dietz)
D76
高さ24.5cm / 15cm440g240cc11時間幅12mm(
4分芯)
灯油or
パラフィンオイル
R.E. Dietz Company詳細を見る
デイツ (Dietz)
D90
高さ35cm/ 20.5cm920g930cc25時間幅21mm(7分芯)灯油or
パラフィンオイル
R.E. Dietz Company詳細を見る
フュアハンド (Feuerhand)
ベイビースペシャル276
高さ26.5cm / 13.5cm520g340ml20時間専用芯
幅12.5mm/長さ120mm
灯油or
パラフィンオイル
Feuerhand GmbH詳細を見る
キャプテンスタッグ (Captain Stag)
UK-506
高さ25cm/160mm370g200ml14時間長さ130mm灯油or
パラフィンオイル
パール金属株式会社詳細を見る
BUNDOK
BD-277
高さ25cm / 16cm400g200ml14時間長さ125mm灯油or
パラフィンオイル
株式会社カワセ詳細を見る
FUTURE FOX
Railroad
29.5cm / 17cm1,000g200ml20時間幅22mm/長さ200mm灯油or
パラフィンオイル
株式会社FUTURE FOX詳細を見る
ブッシュクラフト (Bush Craft)
オイルインサートキャンドル
高さ40mm/直径28mm30g10mm2時間長さ50cmパラフィンオイルブッシュクラフト株式会社詳細を見る
カメヤマ (Kameyama)
オイルランタン ミニ
高さ23cm / 13cm450g320ml約10時間灯油or
パラフィンオイル
カメヤマ株式会社詳細を見る
JD Burford
マイナーズランプ Mサイズ
高さ180(240)x直径63mm
※()内はハンドル含む寸法
400g30ccl約5時間丸芯
長さ5㎝/太さ7㎜
パラフィンオイルJD Burford詳細を見る
VASTLAND
オイルランタン Sサイズ
高さ18.6cn / 幅12cm/奥行9.5cm225g110ml7時間長さ120㎜/幅8.4㎜灯油or
パラフィンオイル
VASTLAND株式会社詳細を見る
ThousWinds
Twilight Kerosene Lamp
高さ19.4cm/8.4cm/7.5cm370g110ml10時間灯油or
パラフィンオイル
Thous Winds詳細を見る
オイルランタンの比較表

各オイルランタンの詳細

オイルランタンを代表するデイツとフュアハンド。どちらも歴史が長く、ハリケーンランタンを作り続けているブランドです。その他のブランドもコスパやデザインなどに優れており人気があります。

タカシ
タカシ

長く使える信頼性が高いブランドをご紹介します。

デイツ (Dietz) D76

  • サイズ(約):24.5cm / 15cm
  • 重量(約):440g
  • 点灯時間(約):11時間

アメリカのR.E. Dietz Companyは、1840年創業と長い歴史を持つランタンメーカーです。創業当初よりハリケーンランタンを作成しています。サイズ展開が豊富でキャンプスタイルによって最適なサイズを選ぶことができます。

D76は、コンパクトでありながら信頼性が高く、キャンプや非常時に最適です。デイキャンプや一泊のキャンプがメインの方にちょうどいい点灯時間です。

デイツ (Dietz) D90

  • サイズ(約):35cm/ 20.5cm
  • 重量(約):920g
  • 点灯時間(約):25時間

D90は、大容量の燃料タンクを持ち、満タンにすれば点灯が約25時間という長時間の使用が可能です。D76と比べるとタンク容量だけでなく全体的なサイズ感がアップするので存在感も増します。

フュアハンド (Feuerhand) ベイビースペシャル276

  • サイズ(約):26.5cm / 13.5cm
  • 重量(約):520g
  • 点灯時間(約):20時間

130年以上の歴史をもつドイツのFeuerhand GmbH。1933年に誕生した「ベイビースペシャル 276」は、高い耐久性と風に強いデザインが特徴でストームランタンと呼ばれ根強い人気を誇ります。カラーリングも豊富なので手持ちのアイテムと合わせやすいランタンです。

タカシ
タカシ

筆者が初めて買ったランタンもフュアハンドのベイビースペシャル276です。今も現役で活躍しています。

キャプテンスタッグ (Captain Stag) UK-506

  • サイズ(約):25cm/160mm
  • 重量(約):370g
  • 点灯時間(約):14時間

日本のパール金属株式会社が展開するキャプテンスタッグは、初心者でも使いやすい製品を多数展開しています。UK-506は、シンプルで手軽に扱えるのが特徴です。

アウトドアショップだけでなく、ホームセンターや釣具屋でも扱っているブランドです。

タカシ
タカシ

ランタン以外にもコスパがいいアイテムが多くておすすめなブランドです。

FUTURE FOX Railroad

  • サイズ(約):29.5cm / 17cm
  • 重量(約):1,000g
  • 点灯時間(約):20時間

FUTURE FOXは、モダンなデザインを特徴とする日本の信州発のブランドです。オイルランタンも耐久性が高く、キャンプサイトや自宅のインテリアとしても使えるデザインです。

ブッシュクラフト (Bush Craft) オイルインサートキャンドル

  • サイズ(約):25cm/16cm
  • 重量(約):30g
  • 点灯時間(約):2時間

Bush Craft Inc.は、アウトドアに特化した製品を展開しています。今回ご紹介するオイルランプの中で最も軽量なアイテムです。とにかく軽量で持ち運びしやすいランプを探している方におすすめです。

タカシ
タカシ

ハリケーンランタンと違って風の影響を受けやすいのですが、小型で持ち運びやすくロウソクのような優しい炎が魅力的です。

BUNDOK BD-277

  • サイズ(約):25cm / 16cm
  • 重量(約):400g
  • 点灯時間(約):14時間

BUNDOKは、日本の株式会社カワセが展開するアウトドアブランドです。主に初心者向けのアイテムを中心に、手頃な価格で提供しています。「オイルランタン BD-277」は、コンパクトで持ち運びやすい設計が特徴で、キャンプ初心者や軽装備でのアウトドア活動に最適です。

カメヤマ (Kameyama) オイルランタンミニ

  • サイズ(約):23cm / 13cm
  • 重量(約):450g
  • 点灯時間(約):10時間

1927年創業のカメヤマ株式会社は、蝋燭(ろうそく)メーカーとして有名で、長い歴史を持つ日本の企業です。カメヤマのオイルランタンは、キャンドルの専門知識を活かした高品質な製品が特徴です。

「カメヤマ オイルランタン ミニ」はシンプルで使いやすく、インテリアとしても優れています。

ジェイディーバーフォード (JD Burford)

  • サイズ(約):高さ180(240)x直径63mm※()内はハンドル含む寸法
  • 重量(約):400g
  • 点灯時間(約):5時間

JD Burfordは、伝統的なイギリスのランタンメーカーで、クラシックなデザインと高い耐久性で知られています。特にクラシカルなスタイルを好むアウトドア愛好者に人気があります。

JD Burfordのオイルランタンは、その美しいデザインと実用性から、キャンプだけでなく、自宅での使用にも最適です。

VASTLAND オイルランタン

  • サイズ(約):高さ186mm/ 幅120mm/奥行95mm
  • 重量(約):225g
  • 点灯時間(約):7時間

VASTLANDは、日本の新興アウトドアブランドで、モダンなデザインと高機能性を兼ね備えた製品を提供しています。VASTLANDのオイルランタンは、シンプルかつ洗練されたデザインが特徴で、初心者から経験豊富なキャンパーまで幅広い層に支持されています。

軽量で持ち運びがしやすく、アウトドアシーンだけでなく、家庭内での使用も可能です。

Thous Winds Twilight Kerosene Lamp

  • サイズ(約):高さ19.4cm/8.4cm/7.5cm
  • 重量(約):370g
  • 点灯時間(約):10時間

ThousWindsは、ヴィンテージランタンやアイロンストーブの復刻で注目を集めている、中国のアウトドアブランドです。その中でも代表的な製品が「Twilight Kerosene Lamp」です。100年前に人気を博したデイツのスケーターズランタンを現代に蘇らせたこのランタンは、レトロな雰囲気が魅力です。

灯油やパラフィンオイルを燃料とし、約10時間の燃焼が可能です。防錆性に優れたステンレス鋼板で作られており、アウトドアの環境でも安心して使用できる頑丈な作りが特徴です。

まとめ

オイルランタンは、キャンプやアウトドアでの癒しアイテムとして最適です。燃料の種類やブランドごとの特徴を理解し、自分のスタイルに合ったランタンを選ぶことで、より充実したキャンプライフを楽しむことができます。

見た目のデザインだけでなく、点灯時間や燃料の種類、ブランドの歴史などにも注目して、最適なオイルランタンを見つけてください。

≫炎の癒しを提供する「洋燈屋ICHI」

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