【和歌山県由良町のゆらきゃんぷ】管理人常駐キャンプ場が出来るまでに掛かった費用&期間を東さん本人に取材!
2024.10.04更新
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美しい夕日の町「由良町」。2023年4月29日(土)に和歌山県日高郡由良町でオープンした「ゆらきゃんぷ」。
管理人常駐で初心者フレンドリーなキャンプ場です。
運営・管理者の東(ヒガシ)さんにキャンプ場を作るまでに掛かった費用や期間、大変だったこと、今後の展望についてお話を聞かせてもらいました。
東さんとは、僕がMOD(モデレーター)を務めるCampDao(キャンプコミュニティ)で知り合いました。
今回、仲良しキャンパーでキャンプ場作りを夢見るケン君(はなちゃんキャンプ)も交えて3人でお話ししました。
キャンプ場の予約はお電話かDM
和歌山県【ゆらきゃんぷ】キャンプ場の概要と予約方法
管理人常駐で初心者フレンドリーなキャンプ場。
設営や撤収など管理人の東さんが出来る範囲でサポートしてくれます。
もともとフルタイムで看護師をしていた東さん。キャンプ経験も豊富で初心者の方をサポートしてくれます。
管理人常駐ならではの安心感がありますね
小さな子さんとのキャンプで、設営や撤収時に目が離せない。そんな時にはお手伝いするのでお声がけ下さい。
予約方法は、電話もしくはInstagramのDM、予約サイトなっぷから可能です。
住所や料金は下記の表に記載しています。
キャンプ場名称 | ゆらきゃんぷ |
住所 | 〒649-1111 和歌山県日高郡由良町里 字里山1279番2 |
経路 | https://www.instagram.com/yura.camp/ ※ハイライト参照 |
サイト数 | 5サイト |
料金 | 持ち込みプラン4,480円~ コミコミプラン19,800円〜 ※詳細は公式HPをご確認ください。 |
チェックイン/チェックアウト | 持ち込みプラン12:00/翌日11:00 コミコミプラン13:00/翌日11:00 ※お時間よりも早いチェックイン、チェックアウトは要相談 |
営業日 | 金、土、日、月、その他祝日 (金はチェックイン、月はチェックアウト) |
予約方法 | ▼東さんへ電話 TEL070-7667-5353 予約専用電話番号[9時〜17時] ▼なっぷから予約 ゆらきゃんぷ予約 |
公式HP | https://www.yuracamp.com/ |
最寄り施設 | 温泉館「海の里」みちしおの湯まで車で約20分 「Aコープゆら」まで車で約10分 |
経路については上記からご確認ください。Instagramのハイライトに掲載されています。
以下、GoogleMapの「ゆらきゃんぷ」の位置情報です。
【持ち込みプラン】料金4,480円~
キャンプ道具は全て持ち込みでサイトの利用が出来ます。
水道が来ていない事で想定外のこともあるかもしれません。
困った時は管理人の東さんに相談してみてください。
【コミコミプラン】料金19,800円~
これからキャンプを始めたい方や道具が揃っていない方、身軽にキャンプをしたい方にオススメなプランです。
キャンパーでもある管理人の東さんが揃えている道具を使用できます。
食材は自分で持ち込みが必要です。最寄りには「Aコープゆら」というスーパーがあります。
キャンプ場を作ろうとしたきっかけ
東さんになぜキャンプ場を作ろうとしたのかお尋ねしました。
BBQイベントやなんちゃって防災対策としてのキャンプを友人に教えたりとしている中で、キャンプを通じて、いろいろな人と深いコミュニケーションを取り関係を築いていきたいと思ったことがきっかけです。
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ゆらきゃんぷの名前の由来やロゴのデザインについて
ゆらきゃんぷの名前の由来やロゴデザインが生まれたきっかけ、そこにどんな意味が込められているのか教えてもらいました。
ゆらきゃんぷの名前の由来について
焚き火をゆっくりと眺めている様子。ゆらゆらと火が燃えている様子とキャンプ場にきて、由良町を楽しんで帰って欲しい。お客さんに由良町という地域を経済駅に盛り上げて欲しい。
そんな思いを込めて優しいイメージのひらがな表記にして、「由良」という地名を入れました。
ロゴデザインの誕生について
ロゴデザインがどんな想いで作られたのかお尋ねしました。
夕陽を見ながらキャンプして夕暮れに焚き火を初めて団結するイメージで作っています。
美しい夕陽で有名な由良町。「日本の夕陽百選」に白崎海洋公園と戸津井漁港の2ヶ所が選ばれています。
和歌山県の北西に位置する由良町内の西にある白崎半島。この海岸に本格的なダイビング施設の白崎海洋公園がある。先端には展望台もあって、そこから見る夕景は絶品。
和歌山県企画部企画政策局文化学術課より引用
キャンプ場を作るのに掛かった期間と費用
土地の購入からスタートしたというキャンプ場作り。
キャンプ場が完成するまでに掛かった「期間や費用」についてお尋ねしました。
結論は以下の通り。
- キャンプサイト:5サイト
- 費用:700万円程度
- 期間:1年近く(令和4年6月から整備開始して令和5年4月29日にオープン)
- 人員:3人(東さんを含む)
以下、キャンプ場作りに掛かった費用750万円程度の内訳です。※人件費が含まれていません。
管理棟 | 約350万円 |
土地購入手続き | 約70万円 |
ショベルカー | 約50万円 |
交通費や造成費 | 約230万円 |
費用は700万円程度掛かっています。土地の購入費用から始まって管理棟の建築、チェーンソーなど道具の購入費用に充てました。
重機のようなサイト作りに使う道具ってレンタルもありますが購入したほうがいいんですか?
はい、ショベルカーや転圧機は多用するので購入をおすすめします。
例えばショベルカーは中古であれば安く購入できます。事前に高額な修理費用を調べてから購入したほうがいいですよ。
なるほど!勉強になります。ちなみに転圧機って何をする道具なんですか?
東さん
転圧機はキャンプサイトの地面を押し固める際に使う道具です。これは必須ですね。
ケンくんがキャンプ場を作る時はたいろくんに頼りましょうw
東さん
何でも聞いてくださいw僕も詳しい人に教えてもらいながら勉強してます。
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【土地探しと許認可】キャンプ場を作る際に一番大変だったこと
キャンプ場作りで何が一番大変でしたか?
大変だったのは土地探しと許認可です。市街化調整区域、市街化区域、都市計画、上水整備区域額、国立公園、文化財保護法、森林伐採許可、開発許可などです…後は地元民の理解ですね。
まず土地はどうやって探したんですか?
土地は森林売買のサイトで調べました。土地の所有者を調べられるので直接やりとりをする方法もあります。
なるほどー、ちなみに許認可ってどこに確認するんですか?
許認可は行政に確認が必要ですね。問題解決すればコツコツやるだけでした。
本業が不動産なのでよく分かるんですが、何箇所もまわらないといけないので大変ですよね・・・
許認可について
許認可は管理棟の建築や森林の伐採など多岐に渡って確認が必要です。
市役所、県庁、森林組合などです。
キャンプ場の
キャンプ場のこだわりポイント!「何もない」が逆に良い
キャンプ場に電気上下水道がこない状況ですが、それでもキャンプできます。なんなら無いほうが時間をたっぷり使えて、キャンプができますよ。
電気上下水が当たり前に使えない。災害時のライフハック術が自然と身につきそう。
洗いものは?ってなりそうですけど、キャンプのプランによっては洗浄剤が含まれているんですよね。
はい、コミコミプランには水を使わない洗浄剤「Greenk Blue SOYCLE(アウトドア洗浄剤)」が含まれています。
僕自身Greenk Blue SOYCLEが好きで以前から愛用しています。
アウトドア洗浄剤「Greenk Blue SOYCLE」
環境に配慮された植物由来の天然成分。カトラリーや焼き網の洗浄に使える他、テントや寝袋、ペット用品の除菌消臭にも使えます。
・ボトル単品:価格1,430円
・容量:300ml
・液性:弱アルカリ性
・成分:大豆脂肪酸、精製水
お得な3本セット:価格4,000円(送料無料)
SOYCLE(ソイクル)は、大豆から生まれた天然由来の洗浄剤です。すぐれた洗浄力・抗菌力、そして安全性が特長。
使用後は水をキレイにして、自然に分解・還元されます。
Greenk Blueホームページより引用
自然を汚さず、水のない環境でも手軽に使えるためアウトドアでの使用にぴったりです。・・・
ゆらきゃんぷのコミコミプランにはSOYCLE(アウトドア洗浄剤)が含まれています。
通常プランの方は現地で購入できます。
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キャンプ場運営の今後について
キャンプサイトの拡充をしたいです。キャンプ場運営は30サイトないと採算が合わないと言われています。ゆらきゃんぷの5サイトは致命的なんです…
料金設定って難しそう。他のキャンプ場と比べるとどうなんですか?
やや高めな料金設定です。和歌山県のキャンプ場は単価が低いので難しいです。
価格設定は見直しているところです。
ゆらきゃんぷが上手くいってキャンプ場の委託管理者や経済的な問題が解決できるなら最大3つのキャンプ場をもちたいと考えています。
今後の展望について楽しそうに語る東さん。
まだオープンしたての「ゆらきゃんぷ」が今後どんな形になっていくのか楽しみです。
【ゆらきゃんぷ鼎談】人物紹介とキャンプコミュニティ
今回の鼎談参加メンバーが、共通して参加しているキャンプ関連のオンラインコミュニティについてご紹介します。
以下、鼎談したメンバー
- 東さん(たいろくん)
- ケンくん(はなちゃんキャンプ)
- 筆者(タカシ Camp Dinner)→プロフィールをご覧ください。
以下、オンラインコミュニティ
- CampDao
- SPACECROCOS
参加メンバーとオンラインコミュニティについて簡単にご紹介していきます。
ゆらきゃんぷ運営者「東さん(通称たいろくん)」
コロナ病棟の看護師長をしていた東さん。
ご自身が管理人として常駐型のキャンプ場を運営しています。
Instagram:https://www.instagram.com/yura.camp/
キャンプ関連のオンラインコミュニティであるCampDaoやSPACECROCOSに参加中。
SNSアプリのディスコード内では「たいろくん」というユーザーネームで活動中です。
ケンくん(はなちゃんキャンプ)
栃木県近郊のキャンプ場紹介メディアを複数もつケンくん。
メディアでの発信とともにInstagram運用もされています。
下記の記事でケンくんの紹介をしています。
CampDao(キャンプダオ)NFT×キャンプ
CampDao(キャンプダオ)
Webとリアルをクロスオーバーさせる次世代キャンプコミュニティ。
キャンプ好きが集まるコミュニティ。情報収集や雑談の場、キャンプ関連のNFTコレクションの展開、メタバース上でのキャンプ場作り、オリジナルアイテムの開発など楽しみ方は無限大。
筆者はコミュニティ公認のオフィシャルアイテムを作成中です。
≫CampDao(ファウンダー)しんたろーさんとの対談記事はこちら
SPACECROCOS(スペースクロコス)NFT×アパレル
SPACECROCOS(スペースクロコス)
NFT×アパレル業界にコレクションを展開するコミュニティ。
SPACECROCOS(スペクロ)と呼ばれるミュータント化したワニのキャラクターをモチーフにしたNFTやアパレルグッズを展開。
キャラクターの商用利用を推奨しています。
自分のアイテムにキャラクターを取り入れて販売が可能です。キャンプ道具や陶器、スタンプ作りなどをしているメンバーがいます。
プロの木工職人であるSkanQ(スカンク)さんがキャンプ関連のアイテム作成をしています。
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ゆらきゃんぷの定番メニュー!お酒が進む絶品キャンプ飯「豆腐と砂ずりの赤みそアヒージョ」
最後に東さんのおすすめキャンプ飯を教えてください。
豆腐と砂ずりのみそアヒージョです。
ゆらきゃんぷで毎日のように作っているという「豆腐と砂ずりの赤みそアヒージョ」
ポイントは「イチビキの赤みそ」を使うところにあるそうです。
作り方はシンプルで簡単。
作り方はオリーブオイルで豆腐と砂ずりを熱してこの味噌入れるだけです。お好みでネギを散らしてください。
美味しい味を求めて辿り着いた味噌で、もともとはきゅうりや焼肉につけて堪能していたそうです。
何がきっかけで赤ミソアヒージョにハマったんですか?
豆腐以外の食材が無くなって、酒飲む時にあてが欲しくて
豆腐のアヒージョしてみようと始めたのがきっかけです
アレンジレシピ
牡蠣やホルモンで作るバージョンやごま油をちょい足ししても美味しいとのこと。
皆さんも東さんのおすすめレシピを是非試してみて下さい。
僕もミソを実際に購入してみたんですが、パッケージの裏面にミソに合う食材一覧がありました。
お二人とも本日はお時間を頂いてありがとうございました。
ゆらきゃんぷの今後の発展を楽しみにしています。
ありがとうございました。今後ともゆらきゃんぷを宜しくお願いします。
ありがとうございます。僕がキャンプ場作るときは宜しくお願いします。
ご紹介ありがとうございます。とても励みになります。遠方ですが、近畿に遊びにきた際はぜひお声かけください
先日はありがとうございました。和歌山に新しいキャンプ場が出来たよーって皆さんに知ってもらうきっかけのひとつに慣れば嬉しいです。近畿方面に行くときは立ち寄らせて頂きます。