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キャンプ飯を作る為に必要な調理器具を教えてほしい。何から揃えていけばいいか分からないんだけど……
キャンプ飯作りで必要な調理器具は料理ごとに異なります。
今回は、キャンプで使う代表的な調理器具をご紹介します。
代表的な調理器具4選!!
・スキレット:鋳鉄のフライパン
・ダッチオーブン:オーブン調理のできるお鍋
・メスティン:アルミ製の長方形の飯盒
・ホットサンドメーカー:ハサミ焼きができる調理器具
どれかひとつあれば、色んな料理に挑戦しやすい調理器具を厳選しました。
上記の調理器具は、いろんなレシピ本が出版されています。
筆者も購入して試した、おすすめのレシピ本2冊をご紹介します。
すでにスキレットやダッチオーブンとか全部持ってるよ。他にもおすすめの調理器具を教えてほしい。
おすすめしたい調理器具が2つあります。
「マルチグリドル」と「極厚な鉄板」です。
とにかく映える料理を作りたい
料理の幅が広く写真映えする「マルチグリトル」。焦げ付きづらく大きさの割に軽量なのが人気の調理器具です。
本家はJHQから販売されているものですが、類似品で同じような効果のものも販売されています。
とにかく美味しく調理したい
とにかく味にこだわりたい人におすすめしたいのが「極厚の鉄板」です。
シンプルに食材の旨さを追求できる調理器具です。
選ぶ際にはスキレットで一般的な5mmを超えるタイプであれば高い蓄熱性によって美味しく調理できます。鶏肉を焼くと表面はパリッと香ばしく、中身はジューシーに仕上がるのが特徴です。
これからキャンプを始める人や道具を揃えている途中の人は、代表的な調理器具から選ぶのがおすすめです。
代表的な調理器具の他に折りたたみ式ナイフやカッティングボードなど料理によっては必須といえる便利なアイテムも紹介します。
もちろん家庭用の包丁やまな板を使ってもOKです。
とはいえキャンプらしい雰囲気や携帯性を求めると、折りたたみ式ナイフやカッティングボードがあると便利なのでおすすめです。
代表的な調理器具4選
キャンプ初心者の方に向けて、キャンプで使える代表的な調理器具を4つに絞り込みました。キャンプをしていると全て揃えたくなる魅力的な調理器具です。
最初に買うならスキレットがおすすめ
初めてキャンプ用の調理器具を買うならスキレットがおすすめです。なぜならキャンプだけでなく自宅でも活用できるアイテムだからです。半熟の目玉焼きやお肉などスキレットで焼くだけで美味しく調理できます。
スキレット
スキレットは、お肉が美味しく焼けるキャストアイアン(鋳鉄)のフライパンです。キャンプ飯のレシピ本での掲載も多く、ムック本の付録になるほど人気の調理器具です。
酒うまなキャンプ飯
【LODGE(ロッジ)】スキレットが有名なブランド
創業120年の歴史をもつLODGE(ロッジ)というブランドの場合、スキレット本体は5mmの厚さがあります。分厚い鋳鉄のおかげで、スキレット全体が均一に温まりやすく、高い蓄熱性を持っています。お肉を乗せても温度が下がりづらく、表面を均一に焼く事で旨味をギュッと閉じ込めます。
ダッチオーブン
野外でオーブン調理ができるお鍋です。ピザ・キッシュ・フォカッチャなどを焼き上げる事が出来ます。オーブン調理以外には煮炊きもできる万能な調理器具です。
素材は、キャストアイアン(鋳鉄)・ステンレス・黒皮鉄板などブランドによって異なります。
ステンレスダッチオーブンは、シーズニング不要で扱いやすいのでおすすめです。
メスティン(飯盒)
長方形の薄いアルミ素材で作られた飯盒です。Trangia(トランギア)というブランドで有名なメスティン。
メスティンは飯盒という意味の名詞です。様々なブランドからメスティンが展開されています。熱が素早く均一に伝わるため、ご飯を美味しく炊き上げる事が出来ます。
メスティンといえばトランギア。通常サイズは、お米1.8合炊きが出来ます。アサリの酒蒸しを作ったり、枝豆を湯がいたり、おつまみ作りに最適です。調理後は、そのまま器として使う事ができます。
ホットサンドメーカー
ホットサンドメーカーは、食パン2枚に具を挟んで焼き上げる調理器具です。食パンの耳をカリカリに美味しく焼き上げる事ができます。
調理器具メーカーだけでなく、コールマンやチャムスなどのアウトドアブランドもホットサンドメーカーを展開しています。ホットサンドだけでなく、ウインナーや餃子を焼いたり、フライパンのように使う事ができます。
ホットサンドメーカーで簡単
便利な調理器具5つ
キャンプ飯作りにおいて便利な調理器具をご紹介します。ナイフやカッティングボードなど料理によっては必須な調理器具です。
便利な調理器具5つ
・調理用ナイフ
・カッティングボード
・ガスバーナー
・ステンレス製のトング
・耐熱シリコンスプーン
調理用ナイフ
キャンプ飯作りに使用するナイフ。キャンプ用に使用するならケース付きや折りたたみ式で、刃を収納できるタイプがおすすめです。刃を保護できるだけでなく安全に持ち運ぶ事ができます。
ブッシュクラフト用のナイフを調理用としても使うのもアリです。ただし、ブッシュクラフト用のナイフは「切る」というよりも「割る」感覚の切れ味です。トマトのような柔らかい食材は潰れるように切れてしまいます。
初心者の方で調理に特化したナイフを選びたいなら、安価な「オピネル」の折りたたみ式ナイフがおすすめです。安価な上にサイズ違いが豊富なので、手の大きさにあったオピネルナイフを選べます。
カッティングボード
カッティングボードは、まな板代わりに使える便利なアイテムです。「まな板」と比べると「カッティングボード」は硬い木材で作られています。
カッティングボードは、まな板代わりに使えるだけではありません。お肉やサラダなどの食材を盛り付けるプレートとしても使えます。洗い物が減るので一石二鳥です。
カッティングボードの主な素材
カッティングボードは硬い木材…オリーブ・アカシア・オークなどが用いられる
まな板は柔らかい木材…ヒノキ・キリ・イチョウなどが用いられる
カッティングボードの中には柔らかい木材を使ったタイプもあります。柔らかい木材を使ったタイプはナイフの刃を痛めにくい特徴があります。
ガスバーナー
キャンプ初心者の内からオススメしたいのがガスバーナーです。中でもオススメなのがシングルバーナーと呼ばれる種類です。
シングルバーナーはガスコンロで言う一口タイプのガスバーナーの事です。二口タイプになるとツーバーナーと呼ばれます。ガスコンロ同様に火力の調整が簡単に出来ます。燃料はCB缶やOD缶と呼ばれるガスカートリッジを使用します。
ガス缶の種類 | レギュラーガス | パワーガス | パワーガス トリプルミックス |
価格の安さ | 安い | やや高い | 高い |
標高が高い場所 | 不安定 | やや安定 | 安定 |
寒い場所での火力 | 弱い | やや強い | 強い |
成分 | 液化ブタン | ・液化ブタン ・液化プロパン | ・液化ブタン ・液化イソブタン ・液化プロパン |
SOTO製品 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
初心者の方には、安価に手に入るCB缶を使うガスバーナーがおすすめです。とはいえ安価なCB缶の中身である液化ブタンは寒い場所や標高が高い場所では使用が困難です。登山や冬キャンがメインの人はプロパンが入ったガス缶を使用しましょう。
調理におすすめなガスバーナーはSOTO ST-340だよ
ST-340は従来のST-310よりも火口の面積が広く、中型(Φ11〜19cm)の調理器具向けに作られています。
ST-340やST-310は取り扱いやすく、オプションが豊富で初心者の方にもおすすめです。
ステンレス製の調理用トング
ステンレス製の調理用トングはキャンプ飯作りに重宝するアイテムです。菜箸のように食材を掴んだり混ぜたりするのに使用します。ステーキのような大きな食材でも掴みやすいです。
キャンプでは菜箸よりもトングをおすすめします。なぜかというと耐熱グローブをはめたままでもトングは扱いやすいからです。耐熱グローブは、熱したスキレットやクッカーなどを扱う際に必須のアイテムです。
食事用とは分けて使う!
牛・豚・鶏などの生肉に触れたトングは食中毒を起こす恐れがあります。食事用とは分けて使いましょう。
耐熱シリコンスプーン
キャンプで重宝する耐熱シリコンスプーン。お玉代わりに使えて便利なアイテムです。お鍋などのお汁物を取り分ける際に使います。スキレットのような鉄鍋で食材を炒める際にも使えます。
簡単に溶けない
無印良品・スノーピークのシリコンスプーンは、耐熱温度が200度を超えています。熱くなりやすいスキレットでも混ぜたりするくらいならシリコンスプーンが溶ける心配はありません。
キャンプ飯のおすすめレシピ本
キャンプでの調理を前提とした、いろんなレシピ本が販売されています。炭火や焚き火、ガスバーナーなどキャンプならではの調理方法が用いられています。
例えばスキレットやダッチオーブン、メスティン、ホットサンドメーカーは登場頻度が多く、レシピも豊富です。
【著・栗原心平】栗原心平のごちそうキャンプ~メスティン・スキレット・ダッチオーブンでつくる極旨レシピ~ (BE-PAL)
料理研究家である栗原はるみを母に持つ栗原心平さん。料理家としてメディアで活躍中です。
キャンプ飯のメインディッシュからアレンジ料理、デザートのレシピが掲載されています。
【著・ベランダ飯】なにこれ!うまっ☆ 上手に手抜き! マネしたくなる 365日キャンプ飯
フォロワー数12万人を超えるInstagramアカウント「ベランダ飯」さんの著書。実際に作っている画像や動画をInstagramに掲載しています。
100以上のレシピが掲載された本書。試したくなるレシピが盛りだくさんです。
調理器具をまとめて運ぶ収納ケース
調理器具をまとめて運べる収納ケースを活用しましょう。
少しづつキャンプ道具が増えてくると、いつの間にか荷物が盛り沢山で大変です。
まとめて一気に運べるようにすれば準備や撤収が捗ります。
ハードタイプの収納ケース
人が座れるほど頑丈な収納ケース。積載時にケースを重ねて置いたり、テントを置いたりしても中身を安全に運搬できます。
ソフトタイプの収納ケース
程よく柔らかいソフトタイプの収納ケース。調理道具や調味料、ランタンなどを運ぶのに便利です。ケース本体が若干変形するので収納に融通が効きます。
【忘れ物対策】収納ボックスとチェック表を使う
調理器具をバラバラで管理するよりも収納ケースにまとめる事で忘れ物をしづらくなります。とはいえ自宅と兼用で使うアイテムがあると忘れ物をしがちです。心配な人はチェック表を使って管理しましょう。
»【忘れ物対策】キャンプ道具のチェック表(テンプレート)使い方を解説
まとめ
キャンプで必要な調理器具は料理ごとに異なるので無数にあります。
今回はキャンプで使う代表的な調理器具と便利な調理器具をご紹介しました。
代表的な調理器具
・スキレット
・ダッチオーブン
・メスティン
・ホットサンドメーカー
代表的な調理器具としてレシピ本での使用が多いアイテムを選びました。
初心者の方でもいろんなキャンプ飯にチャレンジ出来ます。
便利な調理器具
・調理用ナイフ
・カッティングボード
・ガスバーナー
・ステンレス製のトング
・耐熱シリコンスプーン
お料理が捗る便利な調理器具を選びました。
キャンプ飯作りを快適にしてくれるアイテムです。
美味しいキャンプ飯のレシピ本
キャンプ飯作りをより楽しいものにしてくれます。レシピを知らなくても物は試しで失敗もいい思い出になりますが、どうせなら美味しいキャンプ飯を楽しみたいですよね。簡単に思えるレシピから徐々に試してみてください。
調理道具は収納ケースにまとめる
バラバラで持ち運ぶよりも収納ケースにまとめることをオススメします。準備や撤収が楽になります。
まとめて持ち運ぶことで忘れ物対策にもなります。チェック表で管理をすれば、さらに安心です。
コメント一覧
なかじさんのYouTubeで拝見しました。
たくさん学ばせていただきました。
ブログ運営頑張ってください。
応援しています。^_^
長田さん、応援コメントありがとうございます。こういった声を頂けて嬉しいです。どんな形にせよ役立つブログ運営をしていきたいです。これからも宜しくお願いします。
なかじさんの対談を動画を見てきました!とても読みやすくて勉強になります。週末、キャンプへ行きたくなってしまいましたwまた覗きにきます。がんばってください!
ぶらすろさん、応援コメントありがとうございます。読みやすい文章を意識しているので嬉しいです。単調になりがちなので、リズムやメリハリも大事にしてライティングしていきたいです。執筆がんばります!